０８８　弁護士を交代後、後遺障害14級が認定され、約350万円で示談した事例

既に代理人弁護士が就いている状態でしたが、相手方保険会社が治療費の対応をしてくれず生活費にも困窮しているとの相談でした。話を聞いてみると、労災保険の適用が可能でしたので、労災保険の手続きを行い、治療費の支払い、休業補償を受けた後、後遺障害の申請を行った結果、後遺障害14級9号となりました。途中、相手方保険会社の代理人から、治療費等の対応をする旨の連絡があったこともあり、最終的には労災保険・自賠責保険金を含み約350万円で解決となりました。

当初事故態様に争いがあったことや、事故前から症状箇所を継続的に治療していたこともあって素因減額が問題になりました。労災保険の適用がある場合は、治療費の窓口負担はなくなりますし、休業補償の点でも得になり、費目拘束もあります。必ず、自分の保険についてはしっかりと確認すべきです。