１２４　異議申立で後遺障害14級が認定され、最終的に労災・自賠責保険を含め、約500万円で解決した事例

依頼者の通院していた病院が不当に高額の治療費を請求しており、相手方保険会社側に代理人弁護士が就任した状態での相談でした。依頼者としても運が悪いですし、相手方保険会社にとっても運が悪いといえる事案でした。弊所が受任した後、弊所からみても問題ある治療費の請求でしたので依頼者が通院していた病院と話しましたが、全く話にならず、相手方代理人と相談し労災保険を適用するように活動し、治療初期から労災保険を適用して治療費の問題をクリアしました。また、後遺障害については一度非該当になりましたが、異議申立の結果後遺障害14級に変更となり、それを前提に示談交渉した結果、円満に解決となりました。

上記のとおり、依頼者が通院していた病院には問題があり、そのような病院に通院すれば、病院のことについてよく知らない交通事故の被害者は不幸になってしまいます。1回目の後遺障害申請の非該当結果は、その病院に通院していたことが原因であった可能性もあります。交通事故の被害者は、通院する病院をよく注意してください。